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2017.10.14(土)開催の人狼ラボのレポートと、2-3進行の実戦解説!
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2017.10.14(土)開催の人狼ラボのレポートと、2-3進行の実戦解説!

みなさま昨日はありがとうございましたー☆

2017.10.14(土)開催の人狼ラボのレポートをお送りいたします!

本日は12人村(狼3、狂1、占1、霊1、騎1、市5)。

そして写真撮り忘れました……。ので!ちょっと解説をしてみることにしたのでぜひ見てね。

霊媒師がたくさん!

ハイライトは占いに2人、霊媒に3人が出て2ー3進行となったゲームでしたね。

初日の一斉出しで、占いにノダッチさん、ゼノックさん。
霊媒にナカオさん、セカアオさん、ショウコさん。
計5人が出てきたパターンでした。

しかもぜノックさんの白先がセカアオさんで、何だかややこしいことにw

初日の吊りは霊媒ローラーでまとまり、ショウコさんが吊られることになりました。

そして、その夜の襲撃で、占いのノダッチさんが噛まれるという急展開!!
(ちなみにこの時のガードはゼノックさんに入ってました。)

ちなみに霊媒結果は白黒でパンダに。

占い師が噛まれたことで、当然対抗占いのゼノックさんは追い込まれる訳ですが、霊媒ローラーを開始した手前、2日目の吊りはセカアオさんになりました。

2日目の噛みはグレーのカナエさんに行った上で、ゼノックさんは最後の1人の霊媒であるナカオさんに黒出しします。結果的にゼノックさんの疑惑は晴れずに、そこでゼノックさんが吊られることに。偽要素の強い占い師からの黒打ちでかえって霊媒の真目が高まることになり、ナカオさんは吊り候補から外れ、最終的に縄数足りずに狼の勝利となりました。

ショウコさんが狂人、ゼノックさんとナカオさんが人狼、ノダッチさんとセカアオさんが真という内訳でしたが、最後まで残ってるのが両方とも人狼というねw 霊媒結果、占い先の選び方など人狼の巧さが光りましたね。

血も涙もない住みずらい村でしたね(by ノダッチさん)

2-3進行の実戦解説!

今回は役職者の真偽を考えるのにとてもいいケースだったので、ちょっと冷静に振り返ってみましょうね。

まず、初日ですが、霊媒ローラーに行くというのは戦略上セオリーって感じですね。

占い師=「真・狼」 霊媒師=「真・狼・狂」という内訳が最も普通で(実際今回もこのパターンでした)、
次点で、占い師=「真・狂」 霊媒師=「真・狼・狼」という内訳が考えられます。

特に今回は霊媒ローラーにあたって、片白をもらったセカアオさんを外して、ショウコさんとナカオさんの2択とすることに本人達がわりとすんなり同意していたことからも、霊媒に狼が2匹いることは考えにくいかな?とも推理できます。

初日の霊媒ローラーははっきり言って選びようがないので、狂人を吊ることになったのは結果論ですから問題ないですよ!

狂人のショウコさんとしては、人狼を吊りから回避させたのでいい仕事です!GJGJ!

そして、真占いのノダッチさんが噛まれての2日目ですが、ここの吊りはゼノックさんに行くべきだったかなと思います。ここが結構ターニングポイントなのですよ。

役職者の内訳を考える

整理して考えてみましょう。

まず、大きな情報として、占いのノダッチさんが噛まれました。
狼は噛まれませんから、「ノダッチさんは、真・狂」のいずれかになります。

占い真の場合

仮に、占いの内訳を、ゼノックさんが真、ノダッチさんが狂人だとしましょう。

そうすると霊媒の内訳は、真・狼・狼となりますね。

この時点で、ゼノックさん真は薄そうに見えますが……。
一斉出しなので、狼がバッティングしたケースも追わなければなりません。

そこで注目するのは、以下の2点です。

・セカアオさんの霊媒結果が白であること

・真占いであるゼノックさんがセカアオさんに白を出していること

どうでしょうか。

この仮定を改めて整理すると、ノダッチさんが狂人、ゼノックさんが真というのが前提。

そして、真占いのゼノックさんが白と言っているセカアオさんも真霊媒となります(ノダッチさんが狂人なので)。

すると自動的にナカオさんとショウコさんが人狼となるのですが、そうすると、真霊媒であるはずのセカアオさんが出している霊媒結果白というのがおかしくなります。

あらまー。

ということで、このパターンは矛盾するんですね。

ということは、ノダッチさんの真が確定。

対抗のゼノックさんは狼・狂のどちらかしかないことがあの時点で分かっていたんですね。

占いが狂の場合

さて、じゃあゼノックさんは人狼なのか狂人なのかということを考えなければなりません。

まず、狂人だったパターン。これも同様に、霊媒に狼が2匹でている計算になります。

その時点でちょっと薄いかなーと思いつつも、整理してみましょう。

・初日の吊り候補に上がっていたのがショウコさんとナカオさんであること

・ナカオさんの霊媒結果が黒であること

・セカアオさんの霊媒結果が白であること

ノダッチさんが真占い、ゼノックさんが狂人、霊媒の内訳は真・狼・狼という前提ですね!

この場合、ゼノックさんの占い結果は全く意味を持ちません!(これ重要!!)
狂人はだれが人狼かわかりませんからね。なので考える必要がありません(というか、そこに引っ張られちゃダメです)。

さて、霊媒結果を見ると、それぞれ白・黒を打っている訳で、ここがヒントになりそうですね。

ショウコさんが真か狼かがポイントなので、その辺から考えてみましょう。

初日の吊りが真の場合

ショウコさんが真だったと仮定しましょう。

そうするとセカアオさんとナカオさんは人狼となるのですが、そうだとしたら普通は黒出ししますよね。
人狼目線ではショウコさんが真だというのは明確なので、あえて白を打つ必要性がありません。ローラーもストップさせたいですしね。

初日の吊りが狼の場合

つぎに、ショウコさんが狼だったと仮定しましょう。

そうすると、セカアオさんとナカオさんの内訳は真・狼となります。

この場合、セカアオさんが真霊媒だとしたら狼に白と言っているので矛盾。
逆にナカオさんが真霊媒だとしたら、狼に黒と言っているので正しいということになります。

これは可能性としてはあり得るのですが……。

そうするとですよ、初日の吊り候補にあがったのが真・狼の組合せで、わりとすんなりどっちを吊ってもいいよと言うかなというところが引っかかりますね。けどこれは、真だからこそ「どうぞローラーしてください」と言えたとも取れるし、判断できませんね(裏の裏があるところは決めつけると良くないです)。

あとは初日の投票先を確認して、セカアオさんがショウコさんに投票していたとしたら、この仮定はほぼ破綻します(初日から超強気な身内切りをしていることになるため)。実際どうっだったかは確認してないけど。

結論、ゼノックさん狂人の線はやっぱり薄いかな?という個人的意見になりますね。
ただ狂人だった場合はナカオさんが真、セカアオさんが人狼になるということがわかりました。

占いが狼の場合

最後に、ゼノックさんが人狼のパターンで考えてみましょう。

この場合、ノダッチさんが真占いで、霊媒には真・狼・狂がでていることになります。

ゼノックさんが狼だとすると、占い先は信用できません!
初手で囲いに行ってるかどうかという推理はありますが、これは想像の域を出ないのであまり考える必要はないやつです。

注目すべきはやはり霊媒結果ですね。

初日の吊りが真の場合

ショウコさんが真だった場合、セカアオさんとナカオさんの内訳は狼・狂。

先程も述べたとおり、狼は普通は黒出しします。一方で狂人は吊られたのが真か狼かわからないので、狼だと踏んで白をだしたのかなという推理はできそうですね。

なのでこの場合は、セカアオさんが狂人、ナカオさんが狼だと読めそうです。

初日の吊りが狼の場合

ショウコさんが狼だった場合は、セカアオさんとナカオさんの内訳は真・狂。

真は黒を出しますし、狂人はテキトーに白出ししたのかなと。

この場合は、セカアオさんが狂人、ナカオさんが真と読めそうです。

初日の吊りが狂の場合

ショウコさんが狂人だった場合は、セカアオさんとナカオさんの内訳は真・狼。

真は白を出しますね。狼は黒を打ちます。

この場合は、セカアオさんが真、ナカオさんが狼と読めそうです。

ショウコさん狂人が正解のパターンなんですが、整理するとセカアオさんは真か狂、ナカオさんは真か狼で、真だったとしても狼は1人吊れているということになりますね。

まとめると、
ゼノックさんが人狼だった場合はナカオさんは真か狼、セカアオさんは真か狂。
ゼノックさんが狂人だった場合はナカオさんが真、セカアオさんが人狼。

つまり分からんということが分かりましたねw
ただ、どちらがより本物っぽいと考えているかという意見は落とせそうですね(ナカオさん狼のパターンをケアする吊り方を提案できると素敵)。

はーーー。文字でまとめると思ったより大変でしたが、奥が深いですね!

2日目の朝時点の情報だけで、ゼノックさん吊りが村にとってほぼ最善であることが判明してしまってたんですよ!

人外確定のゼノックさんを吊って霊媒結果を確認することで、さらに情報が落ちてきますので、そこで霊媒の内訳が確定できたかもですね。

そのうえで、霊媒ローラーを継続するのが良いです。
次の日にナカオさんを吊っていれば、潜伏狼にたどり着けるかどうかの勝負まで持っていけたかもしれません!

ちなみにローラーは完遂しないとダメです。白黒確定するまでローラーはやりきるのが大切なのです。

市民は村の主役

ちなみにこうやって推理していけるのは役職のない市民だけです!

役職者は占い先や護衛先の選定に加え、どうやって生き延びるかなどを考えないといけないので、平の市民よりは推理が疎かにならざるを得ません。

市民がしっかりと推理をすることが、人狼ゲームのポイントなんですよ〜。

「市民は能力がないからやることがないなぁ」というのは超間違いです!

こういう推理ができて、人外の邪魔に反論しながら推理を村に納得させて、それが当たってた時のおもしろさは、人狼で騙りきったときよりデカいんじゃないかなと。コナン君です。

なので、僕は市民は結構好きです。

まあ今回の考察は後付けですし、Pさんの潜伏も上手かったのでなんとも言えませんけどねw

女の戦い

また、最終日に女性3名が残り、信用勝負になったゲームも!
白を貰っていたカナエさんが、ちーちゃん、ショウコさんのどちらを処刑するか選ぶという、恐怖の最終日のパターンですw
しっかりと人狼だったショウコさんを吊って、村を勝利に導いてくれましたね。

ゲーム後には「俺ならちーちゃんを吊ってた」という意見が続出しましたが、やっぱり男はアホですねw
アホな男を騙したい女性の参加、お待ちしております!

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