今回は11人村のときの、陣形別の進行の仕方や有利不利を比較してみましょう。
内訳は人狼2、狂人1、占い師1、霊媒師1、騎士1、市民6です。
11人村ということで5吊り3人外になりますね。
3回村人を吊るとPPの危険があり、4回ミスると負けです。
3人外ということで、最大2人の騙りが発生します。
なので人狼陣営にとって意味のある陣形だけを考えると、2-1、2-2、3-1といった進行が考えられます。
1-2陣形は人狼陣営にうま味が全くないのでできるだけ回避しましょう。
1-1陣形は狂人が仕事もせずに真の役職を確定させているので話になりません。
狂人が潜伏していいのは、騙りに狼が出過ぎたパターンだけと最初のうちは解釈してもらっていいです。
とくに1-1で狂人潜伏だけは絶対駄目ですよ!
①2-1陣形
一番シンプルではないでしょうか。
狼は2人とも潜伏できますし、占い師を真確させてもいません。
ただ霊媒師が真確するので、占い師の黒先を吊った翌日に真偽がバレると考えておいて下さい。
村人目線では、騙りが狼なのか狂人なのかが最大のテーマと言っていいでしょう。
なぜなら、狼が騙りにでている場合、占いローラーも想定にいれて2つの縄を用意する必要があるためです。
騙りが狂人だと確信できれば、PPの危険がない限り、グレーに5つの縄を使えるのでかなり余裕はあります。
村人目線の内訳は
❶真占い師、狂人騙り、真霊媒師、あとの8人に2狼
❷真占い師、狼騙り、真霊媒師、あとの8人に1狼1狂
です。
❶が70%、❷が30%くらいの割合でしょうか。
②2-2陣形
人狼陣営がライン戦を持ち込もうとした形ですね。
陣形自体は非常にバランスのいい形なんですが、この人外の数にしては攻めっ気のある形でしょう。
潜伏狼が一人になるので、絶対吊られない覚悟がいります。
村人目線の内訳は
❶占い師に真狂、霊媒師に真狼、後の7人に1狼
❷占い師に真狼、霊媒師に真狂、後の7人に1狼
❸占い師に真狼、霊媒師に真狼、後の7人に潜伏狂人
❶と❷はどちらも半半くらいであります。
❸に関してはほぼないレアパターンとなります、なぜなら狼は仲間の狼を知っているので、相方が騙れば自分は黙っていようと普通考えるからです。
ですが、騙りたがりの狼2人の場合、あり得るかもしれません。(笑)
こんなときに空気の読める狂人はぜひ潜伏してやって下さい。
というか潜伏しないと役職ローラーで詰みです。(笑)
この陣形の場合、どちらが真狼でどちらが真狂なのかが読めると非常に楽ですが、なかなかわかりません。
村人の取りうる選択は
⒈役職全ローラーで、残りの一つの縄だけで最終日狼を吊るす
⒉霊媒ローラーからはじめて、占い師の情報を落とし、グレーを狭める
⒊占いローラーからはじめて、霊媒で色を見つつ、真の占いが残した少ない情報をもとに潜伏をみつける
⒋いきなりグレーから攻める
くらいでしょうか。
⒉と⒋が主流でしょう。
⒋は1日目人間を吊ってしまうと役職全部ローラーが間に合わなくなるため、かなり決め打ちを余儀なくされます。
役職が全て残るのでかなり情報は落ちます。
正にライン戦の信用勝負ですね。
⒉はかなり無難な選択です。
役職全ローラーも間に合うし、グレーの騎士を吊る恐れもなく、占い師の情報から、信用勝負にも持ち込めます。
情報の少ない初日にとれる、安パイといっていいと思います。
⒈は「俺は人間なんか信用しねえ!」ってひとにお勧めです。(笑)
確実に最終日が来ます。
情報はかなり落ちているでしょうから、一匹の潜伏狼を見事決め打って下さい。
どちらにせよ、⒉の手順を踏むことになるでしょうか。
⒊はかなり攻めた手順ですね。
もし、占い師真狼で初日狼を吊って、読み外れた狂人が霊結果黒なんて打ってしまったら、残った占い師を真確してしまえますね。
まあそこまで上手くいくとは思えませんが、面白い手順だと思いますよ。
③3-1陣形
狂人と人狼がバッティングしてしまったか、あえて混乱させにいったパターンです。
この人外の数から考えると超攻撃型の陣形といえますね。
2-2陣形のときと異なり、霊媒師が真確するので占いローラーの3縄で2人外が消え、残りの2吊りで潜伏狼を吊ればいいわけです。
村人目線
❶占い師に真狼狂、真霊媒師、残りの7人に1狼
❷占い師に真狼狼、真霊媒師、残りの7人に潜伏狂人
です。
正直❷は考えなくていいでしょう。(笑)
やはりこの陣形の場合、占いローラーから始めるのが無難です。
連続ガードありの場合なら、真霊媒がずっと生きたままなので、人狼陣営はこの陣形には好んでしないほうがいいでしょうね。
(バッティングしてしまった場合は全然あり得ることなので頑張りましょう!)
…まとめ…
こうみるとやはり11人村の場合、2-1が一番無難で2-2が騙りに自信があるならかなり強そうですね。
連続ガードありなら2-2、なしなら2-1といったところでしょうか。